【いき】に生きる
この記事がおもしろかったので
●哲学者、千葉雅也と考えた「いき」の美学。
BY VOGUE JAPAN2019年4月1日
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2019-04-01/masaya-chiba
【いき】に生きるとは ※以下引用
"ずっとこの人を所有したいとか、安心した状態を確立したいという欲を諦めるということ"
"個人主義を踏み荒らして運命共同体になろうというのは野暮だということ。個人と個人が緊張感を持って向き合う社会というのは、それだけでエロい"
"孤立するか繋がるかの二つに一つではなく、否定を挟んだ両義的な状態を手に入れることが「いき」"
【いき】に生きたい、と思って
わざわざ目指してしまうともう
【いき】じゃなくなるし
もう何が何やら分からんけど
わたしは【いき】に生きていきたい
【いき】な女で在りたい
あなたとわたしは別の人で
お互い、お互いのものにはならない
あなたが誰と、どこで、何をしても
わたしには関係ない
それぞれが
それぞれの人生を生きていることで
面白くて、刺激的で、
でも心地よい関係を保っていける
そんなスタンスで
いい距離感で
機嫌良く暮らしているはずが
あなたの隣にいると
あなたがわたしだけのものならいいのに、と
思ってしまう
あなたが
わたしを自分だけのものにしておきたいと
思ってくれていたらいいのに、なんて
考えたりする
可笑しな話
だって、
あなたをわたしだけのものにしておきたい
なんていうのは【いき】じゃない
在りたい自分と
そうなれない自分の葛藤
今はどちらも同時進行で
どちらも本音
経験と、習慣と、本能と、理想と、現実と
いろんな隙間を埋めて
ときには壁を壊したりしながら
"洗練のための鍛錬" は続く
今のとこ、
なかなかいい線行ってるんじゃないかなー
とは思っている
(そういうとこがもうあかんような気もする)
photo by タカギトオル